MBA留学記 in Paris

2016年秋からフランス・パリ近郊にあるHEC ParisのMBA Programでの日々を綴った留学記録

南アフリカでのインターンシップ①

しばらく更新が滞っておりましたが、学校の夏休み期間中を利用して南アフリカのヨハネスブルクでインターンシップをして来ました。Core2(必修科目)とCore3(選択科目)についての振り返りはまたどこかで書きたいと思いますが、今回はインターンシップについての内容を説明したいと思います。

 

インターンシップの概要

現在、僕はスペインのビジネススクールのIEの卒業生たちが立ち上げた会社が企画するインターンシッププログラムに参加しています。プログラムの内容は、主に欧米のMBAに在学中の学生が20人程度集まり、2~3人のチームを作成して、南アフリカのヨハネスブルグのNPOやソーシャルスタートアップに対するコンサルティングを行う、というものです。インターン期間は6週間+アルファです。

 

なぜこのインターンシップを選んだのか?

このインターンシップを選んだ理由は以下の4つです。

①理論と実践

ビジネススクールでは、マーケティングやファイナンスなどの座学を中心に学んできたものの、それらを実際のビジネスの現場でどれだけ有効かどうか、どのように活用できるかどうかを実際のビジネスを通じて体感したかった。

②異なるネットワーク

僕は他BSへの交換留学しない一方で、HECとは異なる人たち(MBA生)とのネットワークを築きたかったこともあり、本プログラムに参加しました(IEの学生が約7割と結構な割合を占めていましたが)

③ソーシャルビジネス&スタートアップ

もともとソーシャルビジネスは興味があり、MBAに来る前もNPOで継続的にボランティアをしてました。今の働いている会社だと、なかなかソーシャルビジネスに関係する仕事に関わることができないこと、またスタートアップ界隈にも関心があった為、二つの要素が交わるこのプログラムに興味を持ちました。

④アフリカ

アジアの次に来ると言われているアフリカのビジネスの現場に触れてみたかったこと、また現在関わっているビジネスコンペでアフリカのケニアを取り扱っていることもあり、アフリカに実際に足を運んで見たかったというのがあります。ヨーロッパからアフリカに行くのは、日本と比べると行きやすいというのももちろんありました。

 

コンサルティングプロジェクトの概要 

僕が関わるプロジェクトは「安全な飲み水へのアクセスが無い人たちに水浄化装置にて精製した水を販売するというビジネスを展開しようとしているスタートアップ企業に対して、マーケティング戦略とスケールアップ戦略の立案をする」というものです。

スタートアップ企業と言っても、現在社長一人で経営している会社で、社長自身はエンジニアがバックグラウンドということもあり、ビジネス周りの経験や知識は十分ではなく、その部分をインターンシップで来ている我々が補うという形でした。

 実際のインターンシップの様子については次の記事で書きたいと思います。